ZBrushCoreのブラシの機能と解説

2019年4月25日

Zbrush評価版を試していてZbrushCoreにするのかZBrush2019にするのか迷ったとき、判断の基準となるブラシの機能の解説記事です。
ZBrush2019はおよそ300個のブラシがあり、
ZBrushCoreは30個のブラシのみとなります。

なのでZbrush評価版を使っている方でZBrushCoreの購入を検討している人は
これから解説するブラシのみで使ってみると良いと思います。










公式サイトには30と表記されていますが実際はちょっと違うようです。

外部リンク ZBrush公式サイト 株式会社オーク  ZBrushとZBrushCoreの機能比較のページ

Standardブラシ なぞった個所に山なりに盛るブラシ 実はちょっと使にくい

Standardブラシ

Standardブラシ



Clayブラシ なぞった個所に平らに盛るブラシ 出番は少ないです。

Clayブラシ

Clayブラシ

Clay Buildupブラシ なぞった個所に四角の形で盛るブラシ Clayブラシより盛る量が多く使いやすい。

Claybuildupブラシ

Clay Buildupブラシ

Inflateブラシ なぞった個所を膨らますブラシ 細くなりすぎた所などに使います。

Inflateブラシ

Inflateブラシ

Dam Standardブラシ なぞった個所に溝を掘るブラシ 使う機会は多いと思います。

Dam Standard

Dam Standard

Pinchブラシ なぞった個所をつまむようにしてエッジ(角)を立たせるブラシです。
このブラシの画像は何回かなぞったものになります

Pinchブラシ

Pinchブラシ

smoothブラシ なぞった個所を滑らかにする(溶かすイメージ)のブラシです。
よく使うブラシでShiftキー+ストロークで使います。
画像はBuildClayupブラシで盛った後にSmoothブラシをかけたものです。

Smoothブラシ

Smoothブラシ

Trim Dynamicブラシ 皮むき器で削ったような感じのブラシです

Trim Dynamicブラシ

Trim Dynamicブラシ



hPolishブラシ なぞった個所を平らにするブラシです。なぞった個所との境界はエッジを立てることも可能です。状況によりSmoothブラシと使い分けます。

hPolishブラシ

hPolishブラシ



Moveブラシ ストローク開始地点からブラシの範囲を引っ張ります。引っ張って伸ばすのは得意ですが逆に縮める場合は形が崩れやすいように感じます。よく使うブラシの1つです。

Moveブラシ

Moveブラシ



MoveTopologicalブラシ 効果は同じですがブラシの中心のポリゴンのみ影響します。
画像は真ん中の球にブラシを合わせ移動させる前→後です。Moveブラシでは出来ないことなので重宝します。

MoveTopologicalブラシ(前)
MoveTopologicalブラシ(前)
MoveTopologicalブラシ(後)
MoveTopologicalブラシ(後)



Rakeブラシ なぞった個所を爪で引っ掻いたようなブラシです。使う人の工夫で色々できそうですね。

Rakeブラシ
Rakeブラシ

Noiseブラシ 面を荒らすときに使います。リアルな人の肌を表現するのに使います。

Noiseブラシ

Noiseブラシ



Stitch Basicブラシ なぞった個所に縫い目のような模様をつけるブラシです。カスタマイズで色々な模様ができるようになります。

Stitch Basicブラシ

Stitch Basicブラシ




IMM primitivesブラシ 指定したポリゴンをなぞった個所に配置するブラシです。

IMM primitivesブラシ

IMM primitivesブラシ


IMMBPartsブラシ 指定したポリゴン(人の体のパーツ)をなぞった個所に配置するブラシです。

IMMBPartsブラシ

IMMBPartsブラシ


IMMModelkitブラシ 指定したポリゴン(メカのパーツ)をなぞった個所に配置するブラシです。非常に多くのパーツがあります。

IMMModelkitブラシ

IMMModelkitブラシ

ChiselCreatureブラシ 上2つのブラシと同じくなぞった個所に指定したパーツを盛り付けます。

耳、ウロコ、ドラゴンの爪のようなものがあります。

ChiselCreatureブラシ

ChiselCreatureブラシ


Paintブラシ ポリゴンに色を付けるブラシです。

Paintブラシ

Paintブラシ



ここからはライトボックスより設定することにより出てくるブラシです。
ライトボックス > ブラシ >目的のブラシを選択します。

ライトボックス
ライトボックス



PlanarCutDeep.Zブラシ なぞった個所を一定の深さで削るブラシです。カスタマイズによりハンコのような使い方もできます。円の形が初期状態、星の形ががカスタマイズ後です。

PlanarCutDeep.Zブラシ

PlanarCutDeep.Zブラシ


Deco3ブラシ スピンさせたアルファ(模様)をなぞった個所に盛り付けるブラシです。

Deco3ブラシ

Deco3ブラシ


ScalesFishB. ブラシ  なぞった個所にウロコのような模様を盛り付けます。ヘビのウロコとかに使えそうですね。

ScalesFishB.ZBP

ScalesFishB.ZBP


PenShadouwSilverブラシ 色を付けるペイントブラシの仲間です。金属のような表現で塗ります。上手く使えは色々表現できそうです(海面など)。

PenShadouwSilverブラシ 

PenShadouwSilverブラシ 

SmoothStorongerブラシ  Smoothブラシを強力にしたブラシです。ZBrushを使っているとSmoothブラシでは力不足と感じる事があり、知っていると便利です。
使い方はブラシを選択後、Shiftキーを押しながら使います。
選択後はSmoothStorongerブラシになりますので通常のSmoothブラシに戻したいときは
ブラシのアイコンをクリック > Smoothブラシ を選択して下さい。

 

SmoothGroupsブラシ ポリグループ(ポリゴンのグループ)を境界識別してスムースをかけるブラシです。

画像の赤丸がSmoothGroupsをかけた所、青丸がかけていないところです。
青と黄色の2つのポリグループの境界が
赤丸はなめらか、青丸はギザギザになっている事がわかりますね。

SmoothGroupsブラシ 

SmoothGroupsブラシ 

通常のSmoothブラシだとポリグループが塗りつぶされてしまいます。

 

以上です。ZbrushCoreのブラシは基本的なブラシセットが用意されていて時間とアイディアがあれば問題ないと思います。目的が明確にあり必要性を感じている、金銭的に余裕があるならZBrush2019をオススメします。


以上です。最後までお付き合い下さりありがとうございました。


参考書籍 

ZbrushCoreスカルプトガイドブック
甲田太一 著 初版 2017年6月13日