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家族の家の新築祝いに消火器をプレゼントしました

家族が新築の家を建てのたのでホームセンターで消火器(4,000円ほど)の物を買ってプレゼントしました!

実物です!

 

反応は予想通りびみょ~~な感じでしたけど。

 

Q.何でも消火器なの?

A.「絶対にあって損はないけど、絶対に自分では買わないであろうもの」の答えが消火器でした。

消火器の理由は‥ちょっと長いです。

昔とある動画が注目されました。

その内容は生放送を録画したものですが放送主が100円ジッポ(ライター)の油を交換して火が出るか確認する趣旨の様子でした。
油交換まではできたのですが火が上手くつかず、放送主が「やっぱダメだな」‥と後ろのゴミ袋に捨てます。

 

その数分後そのゴミ袋が燃え始め(煙がくすぶっている程度)放送主が慌てて消そうと洗面器に水を入れてかけますが初期消火に失敗しました。やがて火が部屋に燃え広がり、火災報知器が「火事です」と作動します。
すぐに放送主は非難したのですが火は燃え広がりパソコンを焼き、放送が途切れた所で動画は終わりです。

この家は結局ボヤとして地元新聞に載ったそうです。

 

2Fのボヤと仮定した場合、消防車は2Fに水をかけるので当然1Fは水浸しで家電もダメになったと予測されます。
仮に火災保険に入っていたとしてもボヤですのでどの位の金額が出るか不明です。
保険金そのものは全額保証するものはめったに無いので損害も大きかったと思われます。

 

もしこのようなケースでゴミ袋が燃え始めた段階で消火器があれば消火器代4000円+お掃除の手間ぐらいで済んだはずです。

あと火事には種類あります。

火災の種類

A火災(普通火災)
タバコの火などがから火種となり建物(ビル含む)などが燃える火事

B火災(油火災)
灯油や食用油(天ぷら料理中に火を消し忘れた)などによる火災。
水をかけると逆に燃え広がり危険です。

C火災(電気火災)
電気回路が経年劣化によりショートする、コンセントに埃が入り電気で燃えることによる火災です。
水をぶっかけると水を伝って自分が感電する危険があります。
特にコンセントをしっかり指していない場合に起こる可能性があります。

ここから先は一般的ではないですが豆知識にどうぞ

D火災(金属火災)
マグネシウムなど金属の化学反応で引き起こされる火災。

ガス火災(都市ガス、プロパンガスなどによる火災)

消火器で消せる範囲(初期消火)

消火器で消せるのは火災の初期の段階のみです。
具体的には天井まで火が回ったら消化不能と言われています。

火種発生から天井に燃え広がるまでは2分30秒です(条件によ変化します)。
例:コンセントから出火したとして水で消す場合、ブレーカーを落とす→水をくむ→かける の3工程が必要になりますので難しいと思います。

そこで消火器があれば1分でとってきて消化が可能になります。
消火器は必要ないと思いますが、有れば安心できると思いませんか?

 

消火器の使い方

いざ火元を見つけるとパニックになって使いかたに戸惑うと思いますのでもう1度おさらいです。

1ピン(握りの上についている黄色い輪)を抜く

2火元に3~5Mの位置に立つ

3ノズルを向けてレバー(黒いにぎり)をにぎる

です。

コツはほうきで掃くようにノズルを動かすことです。

消火器の寿命

私も知りませんでしたが最大10年だそうです。
ガスの圧力が変化し、破裂の危険があります(注意書きにあり)。
購入したホームセンターでは新品を購入時古いものを引き取ってくれますのでそこもチェックすると良いでしょう。
あと、湿度と直射日光が良くないようです。

オススメの保管場所
普段から目に付くところ
人の移動の邪魔にならないところ
台所付近(ガスコンロからは離しましょう。熱が伝わると危険なのといざというときに取りにいけなくなります)

 

日常点検
気が向いたときにちょっと見るだけで終わります。
安全ピン(黄色の輪)がきっちり刺さっているか
ホース、レバー、ボディにさび、変色など以上が無いか
キャップ(本体とレバーの接続部)に異常は無いか
圧力に異常は無いかを見ます。
慣れると1分かからないと思います。

 

その他の消火剤

目的が限定されますが油火災専用に投げ入れるだけの消火剤、

エアゾール式のスプレーの消火剤があります。
長所は後片付けが楽、使い方が分かりやすいです。
ただこちらは有効期限が短めという欠点もあります。

 

小話:もし車がタバコの火などで車両火災になったら

近くのスーパーやマンションなどから消火器を借りて消化しても良いそうです。
ただし使った場合は管理者に連絡し、同じものを購入して返品する必要があります。

いかがでしょうか?
一般家庭ではあまり必要とされてはいませんが、あると安心感があるのが消火器だと思います。

もし購入されるのであれば
ABC火災に対応しているもの(通常は対応していますが確認して下さい)、5kgのものをオススメします。
10kgだと女性やお子さんが扱うのに困難な状況も考えられます。

以上でこの記事は終わりです。
最後までお付き合い下さりありがとうございました!

参考ホームページ

舞鶴市消防本部 初期消火について – 舞鶴市消防本部