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【雑記】日本で起きたウソのような交通事故

今回の記事は交通事故に関する記事です。
実際に起きたもの、聞いたものを集めました。

大型トラックの運転手の話

大型運転手のAさんは目的地までの中間地点でトラックを脇につけ休憩していました。
深夜周りに人の気配は無く目的地に向かって発車したとき、わずかに違和感を感じたそうです。
ちょっと気になって1つ交差点を曲がったところで車を確認したところ男性がタイヤに巻き込まれており、人身事故となりました。


人の気配は無かったのにどうして男性がタイヤに巻き込まれたか?

その男性は酒に酔っていて大きなトラックの下に暖かそうなので入り込み寝てしまったようです。
それに気が付かずトラック運転手のAさんは発進させたため交通事故となりました。

かなりの大ケガだったため、逮捕されたそうです。

解説
なぜ逮捕されたのか?
酒に酔った男性が主な原因でトラック運転手は何も悪くないように思えますが、車の周囲の安全確認をしていればこの事故は防げた、として逮捕されました。

ここで思い出してほしいのが教習所で一番初めの乗車の際、車のボンネットや車のタイヤの空気圧など車を1週見て回って確認したはずです。
この意味は車だけでなく、車の周りの状況も確認する意味があったのです。

もしトラックの運転手がこの確認をしていれば事故を防げた可能性はじゅうぶんにあります。
ありえないようだけど本当にあった事故の話でした。

 

車に当たっていない交通事故

2018年に日本で起きた事故です。
車は交差点を曲がろうとしたところ歩行者に気が付き、急ブレーキを踏むことによって車とは接触しませんでした。
ですが歩行者はその車の動作に驚き、転倒し骨折のケガをしました。

この時の運転手は車に当たっていないことを確認してその場を走り去りました。

後に運転手はひき逃げの容疑で逮捕、車も証拠品としてレッカーされている様子がニュースに流れました。

この時にニュースでは「歩行者を転倒させ」「ひき逃げ」などのキワードを含んで報道していましたが「接触」という言葉は絶対に使われていませんでした。つまり本当に車と人は接触していないのです。

なのになぜ「ひき逃げ容疑」で逮捕されたのでしょうか、以下解説していきます。

キーワードは「事故」「ひき逃げ」の2つにあります。

※概要です 
実際の事故等において当サイト責任は一切負えませんのでご注意ください。

そもそも「ひき逃げ」という罪は無いです。
正確には道路交通法の救護義務違反が通称「ひき逃げ」にあたります。

救護義務は「人の死傷(ケガ)が当該運転者の運転に起因する(事故)」場合に発生します。
つまり、実際に車に当たった、当たっていないは関係ないのです。

この事故の場合は歩行者が転倒した際、骨折したようで、
「ケガの原因は車に驚いて転倒し、骨折した」となり、運転が起因となる死傷に当てはまります。
つまり交通事故となります。

この時点で運転者は「ケガの手当て、警察への報告義務がありますがそれを行わず、現場を走り去っていますので救護義務違反=ひき逃げが成立し、後程逮捕されました。

まとめると
車に当たっていなくても事故になる。
相手の状態を確認して警察に報告することが正解となる。

「2018年 痛車 事故 非接触」で検索するとで出てきます。
当時このニュースを見てマジか!と驚いたのを覚えています。

悪用禁止!当たり屋の手法

上記と合わせて読んでいただけると幸いです。

私が自動車教習所で教官から聞いた話です。

車の運転手Bさんは車を運転中飛び出してきた自転車の運転手Cさんと接触、事故となりました。
Bさんは車を止め、Cさんの様子を確認したところ
Cさんは「私がよそ見をしてたから事故にしなくていいよ」と言ったのでBさんは気にしながら立ち去りました。

後日Cさんの弁護士から電話があり「あなたはひき逃げ犯です。示談するなら50万円払ってください」との電話がかかってました。
慌ててBさんも弁護士に相談したところ「ひき逃げ犯として警察に処理されているので不利」と言われてしまいました。

Bさんの知り合いDさんは反社会組織の1人で勤務先でBさんの名前とノルマの金額を見て「こいつは俺の知り合いやき許してやってくれ」と言うことでBさんにはこれ以降請求の電話はかかってこなかったそうです。

解説&手法
Cさんが車と当たり、気の良い人を演じて当事者である運転者Bさんを立ち去らせます。
次にCさんは車に当て逃げされた!と言って警察に通報して事故処理します。
通報された警察官はCさんの主張のまま事故処理をします。
Bさんは現場に居ないので反論はできません。
警察官のお墨付きをもらったBさんは示談目的でCさんに金額を請求する、という手法でした。

もし断れば本当に運転者Bさんは逮捕されてしまいます。
偶然の知り合いで助かったのが幸運でした。

ではどうすれば良かったのか。
これは運転者Bさんも必ず警察に通報する、です。
立ち去ると何も反論できないのが実情ですので必ず通報しましょう。
(もし会話も録音できるドライブレコーダーが有れば希望はあります)

子供と車の軽い接触 子供は平気と言って立ち去る

Dさんは車の運転中、飛び出してきた子供と軽く接触、慌てて子供に確認したところ「ケガは無い、大丈夫」と言って子供は立ち去りました。
Dさんはちょっと気にしつつその場を後にします。

後日ちょっと気になって知り合いの警察官に話を聞いたところ
警察官から「D、お前なにをした?指名手配されてるぞ」と言われそのまま逮捕されてしまいました。

警察官によると子供が立ち去ったあと、親が現場に戻って警察に通報、Dさんは現場に居なかったためひき逃げ犯として処理されてしまいました。
この後、示談交渉など長引き結構なお金がかかったそうです。

 

解説
こどもが「大丈夫」と言っても親が通報すれば事故になるケースです。
この場合、子供が立ち去った後でDさん自身が警察に通報し、事故処理を行っていれば少なくても「ひき逃げ」にはならなかったと考えらます。

このケースでも自己防衛のために警察に通報しましょう。

 

事故に合わないのが一番ですが万が一合ってしまった場合にこの記事を思い出して下さると幸いです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました!