じゃがいも栽培はどの位のお金(利益)になるか?[家庭菜園]

 

この記事は実際にじゃがいもの家庭菜園をやってみてその結果どの位の経費、収穫と収益(見込み)になるかを書きました
ちょっと興味のある人向けの記事になっています

栽培結果と売り上げ見込み

秋じゃがいもの栽培で試行回数は1回です

土地 1m×20mの1畝
栽培期間 10月中旬~1月中旬の3ヵ月
種芋 1kg800円を3つ合計3kg
収穫できたじゃがいも18Kg
そのうち出荷できそうなもの15Kg

経費
バーク堆肥 350円
もみがら  100円
種芋   2400円
合計   2850円

収穫を15Kgとして仮定
市場の価格は1kg230円(25年1月時点)として×15=3450円
3450-2850=600円の利益

その他
作業時間は5時間ほどかかっています

まとめると

市場へ卸したときと仮定したら利益は600円
もし自分でスーパーで買うときの価格(100g40円)で計算したら
400(1kgの価格)×15=6000円分のじゃがいもを作ったことになります
6000-2850=3150円の利益

土地単位で考えると
20㎡を3ヵ月で600円(スーパーの価格換算で3150円)の利益
20㎡を1ヵ月で200円(1050円)の利益
1㎡あたり10円(52.5円)の利益を出したことになります
※他の野菜なら100円ぐらいになります
よってじゃがいもは儲けになりにくい作物だということが言えます

 

だけどちょっとまって

じゃがいもは余った芋は種芋として使えます
※秋春両用の品種の場合

なので次のシーズンでは種芋代がゼロにできます
これで再び計算してみると

次のシーズンの経費が2850→450円に減少
同じ量植えて同じ量が収穫できたとしたら

15kgで3450円(市場への卸し)
3450-450=3000円の売り上げ
1㎡1ヵ月当たり50円の売り上げ

スーパーで買ったとして6000円分のじゃがいもとした場合
6000ー450=5550円の利益
1㎡1ヵ月当たり92.5円の売り上げ

このような計算結果になりました
それでも土地単位で考えると利益は薄いほうになります

結論

つまりじゃがいもの栽培は1シーズンだけだと利益にならない
2シーズン以上になると利益が出始める(しかし利益は少な目)
市場へ卸すなら広い土地がないと収穫量が足りない

家庭菜園のメリット・デメリット

メリット
無農薬でも安定して収穫できるのも◎
じゃがいもは作物として強く、手間がかからない
自分で育てるとこができるので安心して食べられる
自分で収穫したじゃがいもは何故か美味しい(じゃがいもの風味が強い)

デメリット
収穫は一気に来るので保管、調理方法も考えておく必要がある

おすすめは
種芋×5倍が収穫量の目安なので1~2kgの種芋の栽培がベストでしょう

以上でこの記事は終わりです
最後まで読んで下さりありがとうございました