どうしまが本気で教える「服」の塗り方 フェチが芽生える作画流儀のレビューと個人的補足

2021年12月3日

 

このページは書籍「どうしまが本気で教える「服」の塗り方 フェチが芽生える作画流儀」の評価と個人的補足の記事です。
記事の前半は補足、後半にレビューを書いています。

レビューは個人的にオススメな点より始まり、実際に5時間ほど実践して書いています。

外部リンク紹介

お手数ですがコピペしてお使いください。

公式サポートページ

どうしまが本気で教える「服」の塗り方

正誤表

【正誤情報】どうしまが本気で教える「服」の塗り方


16進数の変換サイト
https://hogehoge.tk/tool/number.html

ブラシについて

塗り、なじませブラシ
水彩の中に「塗り&なじませブラシ」があります。
手動で追加したら厚塗りの分類に追加されるようです。

 

P12
濃い水彩ブラシ2は濃い水彩ブラシを複製した後に不透明度を83%にしたもの。
不透明度はブラシを選択、ウィンドウ > サブツール詳細を呼び出し > インクの項目の中にあります。
初期値は100%

左が不透明度83(濃い水彩2)、右が100(濃い水彩)にしたもの
上段がマウスで引いたもの(筆圧全開)
下段が板タブで引いたもの(サラっと引きました)

時間が経つと何のブラシか忘れるので「濃い水彩どうしまカスタム」と名前を変えちゃうのがオススメです。
ついでにロックもしておきましょう!

色について

P16などにある色#4D8684は#を除いたRGBを2ケタの16進数で表記したものです。
P16の下地塗りの色は#4D8684で
R=4D、G=86、R=84(16進数)
R=77、G=134、B=132(10進数)
となります。


色の直接入力の例
①カラーサークルの描画色(メイン、サブどちらでも可)をダブルクリック>数値入力
②左下のHEXに#4D8684をコピペで色が出ます

 

この章は書籍の公式ページでクリスタファイルがダウンロードできるので実際に開いてスポイトで吸うのが早いかも?

 

1章の色
下地塗り#4D8684 > R77 G134 B132
1影 3C6167 > R60 G97 B103
2影 467778 > R70 G119 B120
3影 2f484d > R47 G72 B77
縫い目(1影と同じ)3C6167 > R60 G97 B103
ハイライト FFDF97 > R255 G223 B151

反射光BAF5FF > R186 G245 B255

 

 

色の直接入力の例
①カラーサークルの描画色(メイン、サブどちらでも可)をダブルクリック>数値入力
②メニューバー > ウィンドウ>カラースライダー>RGBに切り替え>数値入力

 

塗りについて
下地 バケツなどで塗るので色がそのまま乗っている(色の変化なし)
1影 水彩ブラシなので筆圧と下地の色に影響されながら色が乗っている(色が微妙に変化している)

 

2影について
一般的に2影と言えば1影よりも濃ゆい(黒に近い影)を思い浮かべるがこのページの場合、下地と1影の中間の色のことだと思われます。
この色の状態で1影との下地の境目を塗ると更に色が変化するのでそれを中間色としてスポイトしている。
つまり04の工程で2影の色と作成した中間色の色の2種類で塗っている。

筆圧を弱く
普段から筆圧が高めな私はペンの重みのみで線を引く感じでやると良い感じになりました。

 

3影 R47 G72 B77(乗算レイヤ、不透明ど59%
濃ゆい色(黒に近い影)を再現するために使用。
ガッツリと色が付くので注意。
薄く乗せたいときは不透明度を下げてやると良い。

ハイライト FFDF97 > R255 G223 B151

反射光BAF5FF R186 G245 B255

 

2章
肌P97 FFE5D8 > R255 G229 B216
ストッキング下地 414141 > R65 G65 B65
肌透け(58P)E2B49B >  R226 G180 B155

P70テクスチャーについて
説明が一切なかったのでここに記事にしました。

あと本ではブラのカップのテクスチャは潰れています。
本書籍のCLIPSTUDIOファイルを見ると解ります。

個人的にオススメな点

1章はシワ~塗りまで解説されているが自分で塗る時は個々の黒めの色(影1)はシワの谷の部分を塗っている‥という意識の上で塗らないといけないので地味にハードルが高いです。

1回さらっと呼んだ後、2章のタイツから塗るのがオススメです。
理由
シワが無く塗りやすい。
素体も人体の足と同じで用意しやすい。
簡単に作例に近づける。

もしくはセーター(ニット)です。
こちらもシワが少なく、形の把握がしやすいです。

1章のTシャツは地味に難易度が高いです。
あと胸にの上側のぼかした感じは塗り&なじませブラシを使っているのかな?と思いました。

 

買ってよかった思えるところ

プロとして人気のある作家、どうしまさんの実際に使っているブラシ、塗りかたが分かり、トレース(同じ方法が)できること。
プロとしての本人だけのこだわりの部分を教えてくれたことろ(P58のタイツの質感)。
何冊もこの手の本を見ましたがこの機能は初めてみました。

 

塗りかたの本ということで服とタイツの塗りだけかと思っていたら、靴の塗り(革とエナメル)、下着のレース作成、透け部分の作成があり、お得感がありました。
光の効果は変化が分かりづらいので写真2枚使って、塗った場所を示してくれているのも◎。
※全てあるわけでは無いです
これがあるので塗った場所を一目で確認できる。
無い場合は1つ前の工程と見比べる必要があるので苦労します。

 

注意点

1章はおそらく初心者向けに塗りの概要をしめしているのでそこだけ見るとどこにでもある塗りかたの本となります。
塗り(やっていること)は単純だが実際に同じものを描くのは大変である。
※練習しがいがあるとも言えます。

文章で全て解説しているわけでは無いのでちゃんと絵もみましょう。
例 P57上段のレイヤー効果(文章では触れてませんが絵を見ると乗算レイヤとわかります)。

この手の本は読んだだけではダメです。
実際にやってみましょう!

 

どうしま先生!
タイツ越しの下着の描き方が無いじゃないですかやだー!
自分で応用させてやってます!!

 

レビュー

誰向け?
丁寧に説明されている、工程は単純の2点で意外と初心者向けです。
ただ塗りの前にシワを理解する必要があります。

基本的な塗りは網羅されています。
顔、髪、肌、服、下着、靴、ちょっとした小物(ピアス)+光源、反射光+基本的な構図。

基本的な塗りをマスターしている人にとっては‥
タイツの質感と柔らかい影の質感ぐらいしか得るものがないかも?

 

小まとめ
解りやすさ☆☆☆☆☆
再現しやすさ☆☆~☆☆☆☆
再現しやすいものから難しいものまであります。
誰向け?  塗り初心者は得るものが多いです。
個人的に買ってよかった度 ☆☆☆☆☆

 

本を見ながら5時間ほどでここまでできました。

やったぜ!

色の塗は同じようにやっても同じにならない事がほとんどです。
トーンカーブの調整やレイヤーの不透明度などの調整もしながらマネすると機能の習得にもなります。

特典

アマゾン、ヨドバシカメラで買うと生足の塗りデータ(CLIPSTUDIOファイル)の特典があります。

店頭販売のイラストカード付きの店舗リスト

『どうしまが本気で教える「服」の塗り方』購入特典配布店舗のご案内


上記とは別に1、2、4章のクリスタデータの配布がダウンロード可能、一部作成動画の試聴も可能です。
※本書に含まれるパスワードが必要です。