お絵かき練習メモStep5 まゆと口の描き方とコツ(分析と清書)
今回もよろしくお願いします。
お絵かき練習メモ Step4、まゆと口です。
この2つのパーツはよく動くパーツですので位置に注意が必要です。
ですが今回はすまし顔にしますのでサラっとやっていきましょう!
前回のおさらい
輪郭線、鼻と目を描き込んできました。
清書のみVer.
前回の記事はこちらです
まゆと口の知識
まゆと口を描くにあたっての必要な知識を紹介します。
まゆ
目にゴミが入らないように上からのほこりをガードするためにあります。
なのでまつ毛よりも基本長いです。
=目頭よりも鼻側に近いところがまゆ毛の始点、終点は目じりよりも顔の外側になるのが基本です。
ですが!
デザインが自由(終点が二股になったり)であること、剃ったりして形を変えていることも多いのです。
つまり目の上にある毛と覚えておきましょう。
デザインの例
口
口は顔の左右の中心にあって上唇と下唇によって閉じられています。
口を大きく開けても上唇は動かず、アゴ、ほっぺ、下唇が連動して下に動くことで口が開きます。
基本的に口は唇の境目を線で書いています。
上唇なら下側、下唇なら上側です。
赤線リアルっぽく描いたもの、青線イラスト風に描いてあるもの
小まとめ
まゆげは目よりも基本横に長い
口は唇の境目を描いている
まゆはデザインと表情で大きく変化するパーツである。
口も同じく表情で大きく変わるので基本となる閉じた状態でどこの位置にあるのかを知っておくのが重要!
デザインと描き方を決める
今回も同じく最初にまゆと口のデザイン(描き方)を決めます。
まゆ
リアルに描くと位置は決まりやすいですがデザインによっては額の真ん中にあったり上の方にあたり位置が大きく違います。
口
おもに唇を描くか描かないかで大きく分かれます。
口の左右の中心の位置は固定です。
描かないパターンは唇の合わせ目を線で表現しています。
描くパターンは閉じた口は唇が重なっている事を覚えておきましょう。
このシリーズではよく見る普通のカーブでやっていこうかと思います。
分析する
デザイン(目標とする絵)が決まったら分析をします。
まゆ
①眉の始点(鼻側のスタートライン)
②眉の終点(輪郭側)
③まゆの中間地点
④1と3の中間地点
⑤2と3の中間地点
状況に応じて中継地点を追加して位置関係を分析して下さい
まゆの太くなっている所、細くなり始めるところなども同様に調べます。
具体的には①はまつ毛の始点Aから の左へ〇cm、上へ×cmといった感じです。
口
口も同じように描き方を調べます。
描いてみる
ここではまゆから描いていきます
※口から先でもかまいません
まつげの始点Aを基準に1の点を書き、
①の点を基準に②~④の点を書き、
⑤だけは③を基準に位置を測って書いてください。
測り方は水平に〇㎝、垂直に×cmと測ると誤差が少なくなります。
別の方法として
Step2で書いた眉間の逆三角形からのラインとStep2で書いたTゾーン(緑のT)を意識してまゆを入れると良いです。
図では流れを書いてそこから必要なまゆの部分を描きます。
緑のT字ゾーン
赤のまゆ毛の流れの例
青がまゆの清書です
これでまゆが清書できました。
つづけて口も同じように分析、描いていきます
口
口も同様に左の口角(口のはしっこ)、口の中央、右の口角を点で位置を調べます。
①の位置を基準に考えると描きやすいと思います。
手本が無い場合は
鼻の頂点①とアゴ先の距離のうち、アゴ先②から2/3の位置が目安になります。
赤い線が目安の線、青い線が口の線です。
まあ目安は目安!
デッサンが崩れてなければ自分の好みを追求していきましょう!
ここまでで顔のパーツがほぼ完成しました
次回は首と耳を書いていきます。
今回の知ってほしいこと
まゆは人の作風によって配置する場所が違うので自分の好みを追求すべし!
でも基本の場所は知らないとダメ
口は表情で大きく変わるから変化のパターンを多く知る必要がある。
分析
その絵をできるだけ忠実に再現するために行っている手法の1つです。
同じ様に描けるようになったら次は分析無しで描けるようになったら自分の技術になっている一つの目安になります。
体の構造
まゆでもそうですが鼻の眉間(みけん)からTゾーンと流れが繋がっています。
筋肉や体の構造の流れを知っておくと顔パーツの配置や体の動きの精度が格段にあがります!
(最重要)
以上です。
小難しく書いててすみません。
私も勉強中ですですので今後も一緒にがんばっていきましょう!
前回&次回
前回の記事はこちらです。
目を描いています。
今回以上にややこしく書いてますがやってることは分析と再現です。
次回
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