お絵かき練習メモ 正面顔の描き方(下書きの下書き)Step1
私も絵が下手なりにも色々勉強してきて一番良さそうな情報をまとめてみました。
絵は初心者だけど早く上手に描きたい!練習したい!って人にオススメできる情報をまとめたものです。
※ただ理屈と計算で絵を設計して描くので堅苦しいのが難点です。
その代わりに早く上達できると思います。
お礼
様々な書籍、情報を提供して下さった先駆者様にお礼申し上げます。
Step1:正面顔の下書きの下書きを描けるようになる
下書きの下書きとして「しょくぱんまん」のような顔を描くのを目指します。
顔がシンプルでありながら顔のパーツのバランス取りが難しいです。
また顔がシンプルなので表情の下書きの下書きに最適です。
※言い換えると大胆な表情が描きやすいメリットがあります!
なぜ平面顔?
最初に絵を描き始めた人が真っ先に描きたいのが顔と思いました。
そこで正面顔は顔のバランス、書き順を理解しやすいから選んでます。
正面顔は平面的になりますが、書けるようになるとそれを元に角度を計算して煽り、俯瞰の顔も書けるようになります。
繰り返して精度を高めましょう。
では始めます。
①縦1.4:横1の割合の長方形を顔の外枠(アタリ)として書く
なぜ縦1.4:横1?
おおよそこの比率で書かれているイラストが多いからです。
目安ですので正確な比率は各個人で好みの絵を測って変化させてください。
むしろモチベーションアップの為にマネしたい、目指したいイラストを測ってみましょう。
縦はアゴ先から頭頂部までです。
※イラストによっては後頭部の髪が上にある場合があり、頭頂部を予測して大体で測ります。
横幅は目の横の顔の輪郭+αです。
最終的には下のようなイメージになります。
困ったら大和比=縦1.4:横1です。を目安にしましょう。
(アニメやイラスト向き)
もしくは黄金比= 縦 1.61:横 1
(リアル向け)
どちらも美しく感じやすい比率です。
②正中線と上下の分割線を書く。
ギチギチに正確に測る必要はありませんが真っすぐ、薄く引けるようになりましょう。
このページでは見やすさ重視で太く濃ゆくしています。
①縦と横、2分割する補助線を引きます。
縦の線を正中線と言い、今回は顔の中心を通る線になります。
=鼻の位置の目印になります。
②縦の4分割の線を入れる
おおよそですが目の瞳の位置の目安に使います。
※上の画像は見やすさ重視で太く濃ゆく書いていますがアナログの場合は薄く補足書きましょう。
顔のパーツを書く
書き順が重要で鼻→目→口=眉の順で書いていきましょう。
①鼻を書く。
鼻が先なのは表情が変化しても鼻の位置は変化しないので顔パーツの基準に最適だからです。
=最初に鼻を描いてそれを基準に目、口、を書いていきます。
位置は顔全体の下から1/3~1/4付近です。
基準は下から1/4が鼻の下です。
描き方(表現の仕方)で変わります。
今回は線で描いてみましょう。
②目を描く
縦の4分割の線を基準とし、上下の分割線の少しした、鼻のちょっと上の位置に目を描きます。
右利きの人は左目から描くのがオススメです。
描かれた右目を見ながら左目を描けるため。
逆だと自分の手で目が見えません。
目の長さについて
自由でかまいません。カワイイと感じる大きさにしましょう。
目の高さの基準になります。
③眉毛を描く
上下の分割線が眉の位置です。
これが1日目の目標です。
意識することは下に書いてありますのでもうちょっとお付き合い下さい。
今日のチェックリスト
外枠の四角は自分で決めた比率で書けているか?
正中線、分割線は真ん中を通っているか?
目の位置は左右で同じか?
目の形、大きさは左右で同じか?
眉は大体で顔の真ん中の高さにあるか?
簡単なことではありますが同じ形を描くだけでもかなり難しいです。
私もこの記事を書くために何回も書き直しました。
この描き方の目的
正面顔の描き順を固定して描きやすくする。
顔の比率を統一して描くことで1パターンをキレイに描けるようにする。
なので描くキャラの年齢も統一した方が良いです。
※なんなら1週間同じキャラを描く気持ちで行きましょう。
描き順を意識して描くことでデッサンの狂いを最小限にする。
※この描き方は個人で合う、合わないがありますので合わなかったらここの情報は切り捨ててください。
知っててほしい事
大事なのは目標となる絵の分析(目の大きさ、顔の縦横比など)
分析を基になぜこの位置にこのパーツが来るのか、このような表現をしているかを知ります。
※顔パーツの目が特に変化が大きいです。
これらを分析、自分の知識とした上で再現するのがイラストを描くということだと私は思っています。
この記事は比率で全て描いていってますがどう書いて良いか分からない人用に決めています。
上手い、描きたい絵は各個人で違うので比率はあくまで目安にすぎません。
描き方が定まってきたら自分の比率、美学を追求していきましょう!
今後の予定
簡単なアナトミー(解剖学)を基に顔のパーツ、ディティール(細かい部分)を書いていきます。
これも意識することによりデッサンの狂いがグンと減り、立体感のある絵も描けるようになります。
今日の四角も最終的には四角柱で顔の向きなども計算して描くようになります。
以上でこの記事は終わりです。
よかったら今後もお付き合い下さい。
次回はこちらです
鼻の下書きと清書について書いています
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