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立体を意識した目の向きの描き方

 

今回の記事は目の描き方に重点を置いたページです。
特に目の形を意識した上で瞳孔や瞳の描き方を解説しています。
目の方向を描きたいけどなんか上手く行かない!って人の参考になれば幸いです。

解説の絵を多めにしていますのでぜひ見て行ってください!

 

目の知識

https://www.alcon.co.jp/eye-health/eye-care-mechanism
日本アルコン株式会社より引用です。

中でも必要なものだけ抽出します。
硝子体(いわゆる白目)
瞳孔(黒目)
光彩(瞳孔の周りに線で書かれていることが多い)

 

一般的に言われている瞳=医学的に角膜となります。
ここでは以下は瞳と称します。

つまり白目の球体の表面近くに瞳がある!と覚えてください。

アニメ的表現

ハイライトは目の向きを示す指標になる場合があります。

目の向きについて

片目で考えると眼球(白目)の球の表面にある瞳の方向で目の向きを表現しています。

 

 

正面はこれで良いと思います。
このまま向かって右へ向かせてみます。

瞳は右へ移動しましたが瞳の向きは正面を向いているので不気味になりました。
これを修正していきます。


 

眼球の表面に瞳があるので表面の丸みを意識して十字線を引きます。

 

瞳は白目のちょっと奥にあるので目の中心の点を奥側(左)にずらします(緑の点)

 

 

瞳孔(目の黒い部分)と光彩(茶色の部分)のだ円を書くためにもう一度緑の十字線を引きます。
この十字線の中心を基に瞳孔→光彩の順に書いてい行きます。

 

 

この緑の十字線を基準に瞳孔のだ円を書いていきます。
向かって右を向いている目ですので縦方向に長さはは変わりません。
ZAは同じ長さです。
向いている方向ZBは短くなり、逆側CZは少し短くなります。
このZAABCの5つの点を基準にだ円を描いてください。

 

これで瞳孔の円が書けました。
次に光彩を目の中心Zを基準として瞳孔との位置関係を意識しながら書いてください。

 

余分な線を消して色を着けます。
最後にハイライトを描きこみますが向いている方向に大きなハライトがあるのが基本です。
※あくまで基本であって個人、キャラクターデザインで大きく変化します。

 

 

作画練習

 

 

 

この作画は目の練習にはなりますが顔として書く場合はバランスがとりづらいです。
実際の作画ではまつ毛→眼球→十字線→瞳孔→光彩の順で描くのがオススメです!

 

目の向きまとめ

目は白目と瞳(瞳孔+光彩)でできている!
白目は球体の上の表面近くに瞳がある。
※表面では無いです

目の向きは瞳孔の向きによる変形が重要です!
※真円の動向がだ円になる。
だ円の瞳孔の場合は更に変化します。

光彩の形の変化は少なめです。
ハイライトも目の向きを表現しています。

目の向きは90%瞳孔で決まります!

 

 

以上でこの記事は終わりになります。
最後までお付き合い下さりありがとうございました!